病院に行かなくても花粉症を抑える薬とは?
花粉症に毎年悩まされている人が実に4人に1人という時代になりました。
ツラい花粉症の症状をどうにかして和らげて普通の生活を取り戻したいものです。
ところで、アナタは花粉症の症状を抑えるために病院へ行くタイプですか?それとも薬局・薬店で買える市販薬で済ませるタイプですか?
一昔前ならほとんどの人が病院で受診して医者が処方した処方薬を飲むのが当たり前の時代でした。
なぜなら花粉症専用の市販薬は種類が少なく、しかも効果があまり期待できなかったからです。
しかし最近になって事情がかなり変わってきました。
というのは、今までは病院でしか処方されなかった効果の高い処方薬が市販薬として次々と登場し、普通の薬局などで手軽に買えるようになってきたのです。
たとえば花粉症によく効く薬として話題なのが「アレジオン」や「アレグラ」などの処方薬です。
これらはもともと病院の処方薬だったものが市販薬としてスイッチし、薬局のカウンターで販売されることから「スイッチOTC(Over The Counter)薬」と呼ばれています。
そして、これらのスイッチOTC薬が充実したことにより、病院に行かなくても自宅で市販薬などによって症状を抑えようとする人がどんどん増えてきています。
このような自分自身で症状をケアすることを一般的に「セルフメディケーション」といいます。
セルフメディケーションは決して悪いことではありません。仕事や勉学、家事、育児などで忙しい人にとっては病院に通わなくて済むのですから大変都合のいい対策です。
しかしセルフメディケーションを選ぶにあたって一つ注意が必要です。
それは自分自身の症状が花粉症で間違いないかを事前に確かめることです。
そのためには素人判断は禁物です。最初は必ず医療機関で受診し医師の診断を受けましょう。
また、市販薬を2週間程度服用しても花粉症の症状が改善しない方や花粉症の症状が重い方については、病院で受診することをおすすめします。