『生活習慣病』とは?
「生活習慣病」という病名があると勘違いしている方が多いけれど、実はそのような病名はありません。
生活習慣病とは糖尿病や脂質異常症、高血圧、高尿酸血症など、人間の生活習慣が病気の発症に深く関わっていると考えられている疾患を総称した呼び方なのです。
最近よく耳にする「メタボリックシンドローム」、通称”メタボ”という言葉がありますが、これも生活習慣病と深く関わっています。
生活習慣病のことを10年ぐらい前までは「成人病」と呼んでいました。それは、かつてこれらの病気は人間の加齢(年を重ねること)によって発病するという考えが長い間用いられていたからです。
しかし近年になって、発病の原因は加齢ではなく長年の生活習慣が深く関わっていることがわかってきたため、1997年頃から「生活習慣病」という名称が使われるようになりました。
正式には「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」というのが生活習慣病の定義です。
最近では、子どもの時期にすでに生活習慣病と同様の症状が現れる「小児成人病」が話題となっています。
このサイトでは、生活習慣病の原因、予防対策など、生活習慣病に関するさまざまな知識をご提供し、あなたに万全の対策をとってもらいたいと考えています!
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