花粉症の症状

花粉症と「肌荒れ」との因果関係とは?

花粉症の症状で、意外と知られていないけれど深刻なのが「肌荒れ」です。

 

とある民間の調査報告によると、花粉症の自覚症状のある方々に対して、花粉症の時期に肌荒れが起こると答えた人は、実に7割を超えているという結果があります。

 

ということは、花粉症で悩んでいる人々にとっては、花粉症が引き起こす「肌荒れ」というのは、まさに常識と捉えているかも知れませんね。

 

いずれにしても、花粉症と肌荒れは決して無縁ではないことが判明しているのですが、それではいったいどのような因果関係があるのでしょうか。

 

2月頃に肌荒れが出るのは花粉症のせい?

2月は乾燥肌の季節日本で一番多い「スギ花粉症」の場合をみると、スギ花粉が飛散し出すのが大体2月の初旬からといわれています。

 

実は、このスギ花粉症の飛散開始時期と肌荒れが起こり始める時期が一致しています。

 

ところで毎年2月というのは、まだ厳しい寒さと同時に、特に関東地方を中心に一年のうちもっとも空気が乾燥する時期でもあります。

 

そして、寒さや空気の乾燥などによって引き起こされるのがお肌の「バリア機能の低下」です。

 

人間の肌というのはもともとバリアー機能を備えています。

 

このバリア機能というのは、外部からの刺激や異物の侵入を表皮で跳ね返す機能、そして内部の水分(うるおい)を外に逃がさない機能の両方を指します。

 

ところが、空気の乾燥や寒さによる血行不良が続くと、肌本来のバリア機能が低下する場合が多いのです。

 

肌のバリア機能が低下すると、せっかく内部に溜め込んでいた水分が蒸発し表皮が乾いてカサつき、乾いた表皮の隙間を狙って外部から刺激や異物が侵入しやすくなります。

 

よく肌がカサカサになってかゆみを感じたり、チクチクと痛みを感じる状態を「乾燥肌」とか「敏感肌」といいますが、まさにその状態です。

 

そして、そのような肌の状態のまま花粉が肌に付着すると、皮膚の表面では内部への侵入を防ごうとして過剰な反応を起こしてしまいます。

 

一般的には湿疹やかぶれ(炎症)という、いわゆる「アレルギー性皮膚炎」と呼ばれる症状が出現します。

 

肌のバリアー機能とは?

 

このような花粉が原因の肌荒れの症状は、既に花粉症にかかっている人だけでなく、花粉症発症前の抗体を溜め込んでいる「花粉症予備群」の人にも現れますので注意が必要です。

 

もちろん肌荒れの原因は花粉ではなく、気圧の変化や環境の変化、ストレス、食生活、他の疾患による併発など、さまざまな要因が複合的に絡み合って起こるのが一般的ですが、毎年2月頃から症状が起こり5月ぐらいに症状が落ち着くのであれば花粉症による肌荒れを疑う余地があります。

花粉症と「肌荒れ」との因果関係とは

 

 

 

 

 

 

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