カラコンの選び方と使用法にはご注意を!
芸能人やモデルの間で流行したカラコンは、外人のように瞳の色を青くしたり、デカ目にしたり、手軽で簡単に変身できることから、若い女性の間で広まり、今では店舗はもちろん、通販でも気軽に購入できるようになりました。
しかし、実はアナタの知らないとても恐ろしいトラブルが続発しているのも事実です。ここではその概要とカラコンの選び方・使い方をご説明したいと思いますので、しっかりと対策に役立ててくださいね!
カラコンによる目への障害トラブル!
そもそも、カラコンは元来、眼の治療、いわゆる「医療用」に限定されていたので、その使用には眼科の医師の指示が必要でした。
しかし、昨今のカラコンはいわゆる「おしゃれ用」ということで、製品自体の安全性が厳密に検証されていないものが多く、細胞毒性が検出された製品も多くありました。
これらのおしゃれ用カラコンを利用していた人で、角膜炎になったり角膜びらん、角膜潰瘍など重い症状に陥った人も少なくありません。
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カラコンの使い方も認識不足!
こういった安全性が認められないものを長時間目の中に入れて使用することは当然トラブルのリスクも高まります。
さらに問題なのはメディアや販売事業者の流す誤った情報です。まるでアクセサリーのような感覚でカラコンの使い方を紹介しているものまであります。
ひどいものでは「色がちょっと濃いなと思ったら裏返しにして付けてみるといいよ」とか、「2枚重ねもお勧め」など、言語同断といわざるをえません。
このようなおしゃれカラコンの誤った使い方は絶対にしないように、きちんとダダしい情報を得ることが重要です。
コンタクトを知らない女性がオシャレでするととんでもないことに・・・
この当たり前のことが守られない原因として、いわゆるオシャレを目的として度のついていないカラコンをアクセサリー代わりに使用している点があります。
ですから、コンタクトレンズの使用経験のない人は特にその使用方法について認識を正す必要があります。
カラコンにとうとう規制が!
実は最近の話題になりますが、薬事法の規制外であったおしゃれ用のカラコンも、いよいよ薬事法の規制を受けることになりました。
その概要について簡単に説明すると、平成21年11月4日よりおしゃれ用のカラーコンタクトレンズ(度なし)も、視力補正用のコンタクトレンズ(度付き)と同様に、薬事法上の「医療機器」として、規制の対象となったのです。
この法改正を受け、今までカラコンを扱っていた多くの販売業者のうちかなりの数の製品が一斉に販売停止に追い込まれ、ユーザーからの問い合わせが殺到したようです。
ただし、上記に記載したようにきちんと薬事法上の許可など所定の手続きを経た業者は、今まで通りカラコンを取り扱っています。
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カラコンに関するQ&A
Q
通販でカラコンの使い捨てを買ったのですが洗浄液やすすぎ液はいりませんよね?使い捨ては大量に液が入ったパッケージにコンタクトがポンって入った感じになってるんでしょうか?
A
1DAYって事ですよね?でしたら、洗浄液はなくて大丈夫です。おっしゃる通り、1枚づつ液に入ってますので、綺麗な手で取って装着して下さい。落とさないように気を付けて、もし落としたりしても絶対に水道水で洗ったりしないで下さい。
Q
あと値段は両目で5000位でしょうか?診療費とコンタクト代、10000円で足りますか?そのコンタクトが全部またなくなってしまった場合、また眼科に行って処方箋を貰わなくてはいけないのでしょうか?分かりづらくてごめんなさい。よろしくおねがいします。
A
診察代は眼科により異なりますが、3割負担で1500円程度です。
一日使い捨てのレンズだと片眼1箱30枚3000円・2週間だと片眼1箱3500円程度かかります。
再購入の際、基本的には再度眼科の検査が必要になります。データ販売をやっている所では度数やベースカーブ・レンズの種類など変更なければ同じ物を診察なしで購入する事ができます。処方箋には処方期限があり、この期限内であれば同じ物を眼科の診察なしで購入する事ができます。
処方期限は眼科により異なるので、確認が必要です。
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